賃貸経営をしていると、思いもよらないトラブルに遭遇することがあります。
今回は、洗面化粧台の排水管から水漏れが発生したのですが、驚いたことに水道業者ですら修理できず、お手上げという事態になりました。
同じようなトラブルで困っている方の参考になれば幸いです。
ハウスクリーニング中に水漏れが発覚
先日、店子が退去したため、ハウスクリーニングを依頼しました。
すると、業者の方から
「洗面所の排水管から水漏れしています。」
との連絡が入りました。
最初は排水管の部品交換程度で済むと思っていました。
原因は中国製「FAENZA」の洗面化粧台
水道業者に確認してもらったところ、問題は思っていた以上に深刻でした。
設置されていた洗面化粧台は、中国メーカーのFAENZA製。
排水管の規格が日本製とは異なっており、
- 排水管だけ交換できない
- 国内規格の部品が合わない
- 修理したくても部品が手に入らない
という状況でした。
つまり、水道業者でも
「部品がないので修理できません。」
という回答でした。
他の業者に依頼しても同じ回答
念のため、別の水道業者にも見てもらいました。
しかし結果は同じでした。
さらに、FAENZAの日本国内窓口も見つからず、部品を取り寄せることもできませんでした。
昔は円高の時代に、海外製の設備を採用したマンションも少なくありませんでした。
しかし、今回のように修理部品が入手できず、結果的に大きな出費につながるケースもあります。
こうした経験をすると、多少価格が高くても、国内メーカー製の設備の方が安心だと実感しました。
結局、洗面化粧台を一式交換
排水管だけ交換できないため、修理は断念。
最終的には洗面化粧台を一式交換することになりました。
本来であれば数万円程度の修理で済んだ可能性があるものが、設備一式の交換となり、想定外の出費となりました。

不動産投資は修繕リスクも考える必要がある
不動産投資では家賃収入ばかりが注目されますが、このような設備の故障や修繕リスクも避けて通れません。
また、今回は退去後だったため比較的スムーズに対応できましたが、もし店子が入居中だった場合は事情が変わります。
修理には室内への立ち入りが必要になりますが、協力的な方ばかりとは限りません。
もちろん、店子には賃借物を適切に管理する善管注意義務がありますが、日程調整や立会いなどで時間がかかるケースもあり、オーナーとしては対応に苦労することがあります。
まとめ
今回のトラブルを通じて感じたのは、設備は導入時の価格だけでなく、将来のメンテナンス性も重要だということです。
特に海外製設備の場合、日本国内で部品が調達できないケースもあり、今回のように「部品交換だけで済むはずが設備一式交換」という事態になる可能性があります。
賃貸経営では、こうした予想外の修繕費も発生します。そのため、物件を購入する際には立地や利回りだけでなく、設備メーカーや将来的なメンテナンスのしやすさにも目を向けることが、長期的な安定経営につながると感じました。

