株式投資を始めると、「おすすめ銘柄は?」「今買うべき株は?」という話題ばかりが目に入ります。
しかし、私は銘柄そのものよりも、「どんな会社なら投資対象にするか」というルールを重視しています。
株価は予想できなくても、何を買うかは自分で決められるからです。
今回は、私が個別株を選ぶ際のポリシーをご紹介します。
買わないと決めている銘柄
銀行株は買わない
これは完全に私の信条です。
銀行という業界そのものが好きではないため、どれだけ業績が良くても投資対象にはしません。
投資では「好き嫌いで判断するな」と言われることもあります。
もちろん正論です。
それでも私は、自分が応援したいと思えない会社に投資する気にはなれません。
実際、日銀がマイナス金利を解除する局面では、銀行株が上昇し、不動産株が下落することはほぼ予想できていました。
それでも銀行株を買いたいとは思いませんでした。
私の中で銀行は、預金者と、お金を借りる企業との間に立つ「間接金融」の担い手であり、そのビジネスモデルそのものに魅力を感じないからです。
もちろん銀行が経済に果たしてきた役割は大きく、現在も必要不可欠な存在です。しかし、長い目で見れば、お金を必要とする人と、お金を運用したい人がより直接つながる仕組みが広がっていくと考えています。
クラウドファンディングや株式市場、社債を通じた直接金融は、その流れを象徴する存在です。
だから私は、銀行そのものに投資するよりも、直接金融によって成長する企業や市場を応援したいと思っています。
海外株は買わない
海外企業には魅力的な会社が数多くあります。
それでも私は海外株には投資しません。
理由は、日本企業を応援したいという気持ちがあることと、海外株への投資資金が円売り・外貨買いにつながり、円安要因の一つになることに抵抗を感じているからです。
これは投資効率ではなく、私自身の価値観による判断です。
買う銘柄の条件
時価総額1,000億円以上
小型株の爆発力よりも、安定性を重視しています。
時価総額が一定以上ある企業は、事業基盤や資金調達力が比較的しっかりしており、安心して長期保有しやすいと考えています。
「潰れるイメージ」が湧かない会社
私が最も重視している基準です。
例えば、
- トヨタ
- 全国展開している有名飲食
- 生活インフラを支える企業
など、「2、30年後も普通に存在していそう」と思える会社を好みます。
株価は下がることがあっても、会社そのものがなくなるリスクはできるだけ避けたいと考えています。
レピュテーションリスクが低い会社
企業価値は、不祥事一つで大きく失われることがあります。
そのため私は、不祥事によるダメージを受けにくい企業を好みます。
時価総額が跳び抜けて大きく、ブランド力や事業基盤がしっかりしている企業は、一時的な問題が起きても回復する力があると考えています。
配当がある会社
配当利回りだけを見て投資することはありません。
ただし、利益を株主へ還元する姿勢は重視しています。
配当利回りが1%未満でも、株主優待に魅力があれば十分に投資対象になります。
担保価値がある会社
有価証券担保ローンの担保として利用できる会社も投資対象として重視しています。
将来的に株式を売却せず、保有株を担保に資金を調達する可能性も考えているためです。
例えば、野村Webローンの担保対象銘柄一覧に掲載されているような銘柄であれば、株式そのものの値上がり益や配当だけでなく、「保有していることで資金調達にも活用できる」という価値があります。
まとめ
私の投資スタイルは、「大きく勝つ」ことよりも、「大きく負けない」ことを重視しています。
派手に何倍にもなる銘柄を狙うことはありません。
その代わり、
- 自分が応援したい会社
- 長く存続すると信じられる会社
- 株主還元を大切にしている会社
そんな企業に投資し、長く付き合っていきたいと考えています。
投資には人それぞれのスタイルがあります。
このルールが正解とは思っていませんが、少なくとも私自身は、この基準で銘柄選びをすることで迷いが少なくなり、納得して投資を続けられています。

